タバコと勃起不全の関係
タバコは私たちの体に大きな害を及ぼします。
勃起不全もその一つなのです。
ではどうして勃起不全を引き起こすのでしょうか。
それはタバコに含まれる大量に含まれるニコチンに原因があります。
ニコチンには血管を強力に収縮させる作用があるため、動脈硬化が起こります。
勃起が起こる現象には、陰茎にある組織である海綿体を通る動脈に大量の血液が流入する事が
必要不可欠なのです。
しかし、ニコチンにより陰茎内の血管を縮め動脈効果を引き起こすため、
勃起に必要なだけの血液の流入がされなくなるのです。
ED患者の実に80％以上が喫煙者と言われ、喫煙者は非喫煙者と比べ
勃起不全のリスクが1.8倍とも言われています。
よってタバコと勃起不全の因果関係は明白です。
喫煙者が勃起しないという理由でED治療薬などを試したとしても、
主に血管拡張作用によって効果を発揮するED治療薬はタバコを吸ってニコチンを摂取してしまえば
せっかくの効果を発揮することはできません。
何よりも禁煙する事がED治療への第一歩であるとも言えそうです。